「この木なんの木をブロッコリーでやりたい。」ふとそう思った。
「この〜木なんの木気になる木〜♪」という歌と共に、広い野原に大きな木が1本そびえ立ってるあの有名なCM。(最近見かけないが、どうやら現在でも放映しているらしい。)
名前も知らない木ですから。
その「この木なんの木」写真を撮るべく、緑が生い茂ってるところへ行ってみる事にした。
東京ドームも近い都会の地にある『小石川植物園』。
正式名称は『東京大学大学院理学系研究科附属植物園』。
・・・・なんて頭の良さそうな施設名だ・・・。
東京大学ではなく江戸幕府によって開園されたらしい。
由緒あるこの植物園の木々の中に・・・「あら?よく見るとこの木ブロッコリー・・・??」
そんな写真を撮りたい。
ちょっと脱線するが、この施設にはどうやら『ニュートンのリンゴの木』があるらしい。
あった。
大人気な様子が伺えるりんごの木。
『この木は、ニュートンが万有引力の法則を発見するきっかけになったと伝えられるリンゴの木の枝を接木したものである。』らしい。
真偽は置いといて、そういう設定の木らしい。
人が居なくなった隙を見計らって、引力を感じている風の写真を撮ってみた。
引力を感じる同行の友人。
・・・単にゴミを拾ってる人にしか見えない。
少し脱線したが、そろそろ本題の「よく見るとこの木ブロッコリー・・・??」を撮ろう。
まず遠近法で、ブロッコリーを手前に。
人間を遠くに。
まるでブロッコリー自体が木であるかのように・・・・
この木なんの木ブロッコリー。
手が邪魔なので写真をトリミングしてみた。
名前も知らないブロッコリーですから。
うーーーーん、、、やっぱりピントがブロッコリーか人間のいずれかに合わせるのは困難か・・・。
その上、周りの木が近いせいかブロッコリーが大きな木に見えない・・・。
もっと見晴らしの良い場所で撮るべきだ・・・。
移動しよう。
都会のど真ん中の癖にのどか過ぎる。
女の名前のような木。
ブロッコリーを持って彷徨い歩く。
暫く歩くと、広い庭園に出た。
突如現れた庭園。
そこに突如現れた・・・・!!
あっ、ブロッコリーだ!!ブロッコリーだ!!
ブロッコリーの下でそよぐ風を受けつつ・・・
あっ、蝶々だ・・・!
まるでブロッコリーに誘われやって来たかのような蝶
更に先に進むと・・・・
うわ〜っ!大きいブロッコリーだなぁ〜
すごく大きい・・・
大きいブロッコリーを記念撮影。
うーん、なかなか良いブロッコリーだった。
ブロッコリーの撮影も終えたところで次なる挑戦。
カリフラワーでも同じような事が出来ないか試してみたが・・・
カリフラワーの木にもたれ掛かろうとしてみたが、なんだこれ。
仕事で疲れ・・・カリフラワーで眠る・・・・
・・・・何をやっても多少無理があるのは、カリフラワーの柄の形状と長さのせいかもしれない・・・。
値段では勝っているのにその容姿のせいで敗北・・・
せっかく『この木なんの木』を堪能したので、
カラオケに行った時に『この木なんの木』を入れてみた。
入れた。
チャラララ〜♪
名前も知らない木ですから。
あっという間に2番。
ブロッコリーですから。
言わずもがな見た事なんかない。
それはそうと・・・CMで流れてる箇所以外、全くわからない。
見たこともない歌詞。
という訳で、「大きなブロッコリーを撮ろう」と植物園内を歩いてみたが、
ブロッコリー目的以外にも『都会のコンクリートジャングルで疲れた身体を癒す』という目的もあった。
田舎育ちにコンクリートジャングルは予想以上に堪えるのだ。(※個人差有り)
この日はブロッコリーの下で遊びながら楽しめた『小石川植物園』探索だった。
ブロッコリーに見えたけど全くブロッコリーじゃない木。